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1960年サンフランシスコ郊外の生まれ。ニューヨークのスクール・オブ・ヴィジュアル・アーツで絵画、彫刻、コマーシャルアートを学び、同校に在籍していたキース・ヘリングとともにN.Y.のアートシーンを牽引。'82年に同校を卒業し、本格的にギャラリー、美術館での展覧会のために創作活動を開始。現代アーティストの登竜門であるホイットニー・ミュージアム(ニューヨーク)のビエンナーレ展に大作の彫刻を'85年に出展。
創作活動は多岐にわたり、絵画、 彫刻、 CG、CD-ROM、音楽の作品を手がけている。'92年末には、彼が制作したエンタテインメントCD-ROM 『Rodney's Wonder Window』を発表し、米Macworld誌の"Best10CD-ROM"に選ばれた。'94年に発表したインタラクティブ絵本のCD-ROM『Dazzeloids』は米最大のコンピュータショーCOMDEXで "Best CD-ROM for Children"を受賞。
  
日本では、フジテレビ系『ウゴウゴルーガ』に'93年10月から番組終了まで、書き下ろしストーリー『ロドニーガイ』が毎日放映され、'96年10月から『ポンキッキーズ』の「MusicFactory」コーナーのアニメーションをレギュラーで提供。
同年12月にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたプレイステーション用ゲームソフト『パラッパラッパー』の全てのグラフィックとキャラクターを手がける。同ソフトは'97年に欧米、アジアでも発売され、全世界で220万枚の売上を達成した。
また、PUFFYのCDジャケットに描き下ろし作品を長年に渡り提供。コンサートのバックドロップやPUFFYグッズもデザイン。
'98年4月から2年間、コンビニ「ファミリーマート」の"バージョンアップ"年間キャンペーンのグラフィックアーティストに起用され、彼のアートワークがTVCF、広告グラフィック、店頭装飾などの全般の媒体に使われ、全国の店頭に溢れた。新たなPB商品開発と広告・販促が連動した画期的なプロジェクト。
'97年12月から'98年の夏まで、ロドニーのN.Y.のアトリエを再現した展覧会『NEWSTUDIO RODNEY』がパルコの7都市の会場を巡回。
2000年にはNTTドコモ九州のTVCFから交通広告などの広告から、ショップのプロモーションに至るまでのビジュアル制作を2年間担当。
2001年3月には、日本で初めての本格的なアート個展"CANWORLD EXPO"〜ロドニーのふしぎな星へようこそ!〜を大阪・なんば高島屋で開催。
2001年4月から1年間、テレビアニメ『パラッパラッパー』がフジテレビ系で毎週土曜日の6:30PMに放映。
2006年12月7日にPSP専用ソフトの『パラッパラッパー』が発売されることになり、商品化のプロジェクトも展開。ユニクロのTシャツにも採用になる。
2009年には、水彩で描き下ろした絵本『サンダーバニー・ネイチャー』を出版し、絵本の中の絵を使った商品化を2009年2月より輸入雑貨店PLAZAを運営するプラザスタイルと展開を始め、人気再燃。ランチ・アイテム、ぬいぐるみ、ステーショナリーなどの商品をリリースし、PLAZAストアなどで売れ筋商品になる。
2009年3月からサービス開始になった、JR九州のICカード『SUGOCA』のキャラクターを手がけ、広告全般、ノベルティグッズ、販売グッズなど向けに描き下ろし作品を提供。九州地区で大きな話題になり、注目を集めている。
同年に発売になった、任天堂Wii向けのゲーム『メジャマジ・マーチ』のグラフィックとキャラクターも手がけた。
2010年には、パラッパラッパーの生活雑貨の商品が新たにリリースされ、再び注目を集める。